〜Written by Buruburu〜

お金のはなしOnline

Money

投資信託の手数料は3つに注目(SBIと楽天で写真付きで解説)

更新日:

初心者が投資信託を買う際に、気をつけるべき投資信託の手数料について、注目すべきポイントを解説します。

 

最近は楽天証券などネット証券で手軽に少額で投資を始められますので、若くてこれまで金融に無縁だった人も投資を始めていますよね。「投資はこわいし手を出すべきじゃない」という風潮もずいぶん薄れてきました。

 

初心者は株を買うよりも、いろんな株や債券のパッケージ商品である投資信託からはじめるのが基本です。なぜならリスクとリターンのバランスがとれているからです。

 

ところが、投資信託の銘柄も無数にあり、投資初心者は「どれを買えばいいのかな?」と立ち尽くしてしまいます。ぼくは金融業界で長く働いており、「投資始めるには何に着目したらいいの?」という相談をよく受けます。

 

そこで今回は、投資信託を購入する際に着目すべき3つの手数料を解説します。費用に関しては、この3つの手数料を抑えておけば大丈夫です。

 

 

 

投資信託購入でかかる手数料は主に3つ

 

投資信託を買って運用していくにあたり、必要な手数料は以下の3つです。

 

投資信託に必要なコスト

  • 買付手数料(販売手数料)
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

 

様々な言い方がありますが、ここでは特に2大ネット証券である楽天証券SBI証券を見る際にわかりやすいような書き方にしました。

メモ

初心者でも中級者でも、ネット証券は業界1位のSBI証券、2位の楽天証券のどちらかを開設しておけば十分です。

SBI証券の口座数はすでに470万口座、楽天証券は320万口座。これは国内最大の野村證券500万口座を追い抜いてしまうほどの規模。

 

 

では、3つの手数料を見ていきます。

 

 

買付手数料(販売手数料)とは?

 

名前の通り、買付手数料は投資信託を購入するときにかかる手数料です。購入時手数料、販売手数料と言ったりしますが、同じものです。

投資信託を買う瞬間のみ発生します。

 

概ね相場は1〜3%台が多いですが、最近はこの買付手数料ゼロの投資信託が増えてきました。

ノーロードという「買付手数料ゼロ」というカテゴリーがあります。

楽天証券より

 

例えば、楽天証券で「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」という投資信託を見てみますと

楽天証券より

 

このように、銘柄の画面のトップに「買付手数料」が記載されていますね。

楽天証券の場合、「あり」か「なし」がここに記載されています。

 

「いくら?」

ということで、もう少し画面下に移動すると、手数料の詳細が書いてあります。

楽天証券より

 

投資信託を一覧で選ぶ際にも、以下のように買付手数料(=販売手数料)を比べつつ銘柄を選ぶことができます。

 

楽天証券より

 

SBI証券の画面も見てみましょう。

SBI証券の方はもっと分かりやすくて、

SBI証券より

 

と、買付手数料が分かりやすく掲載されていますね。

 

 

信託報酬とは?

 

信託報酬は、運用会社や販売会社に僕たちが払う手数料であり、その投資信託を持っている限り毎年かかる費用になります。

 

楽天証券で「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」という投資信託をみてみます。

以下のように「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」と記載されています。これが信託報酬です。

 

楽天証券より

 

こちらも、画面を下に行くと、左下に詳細に記載がされています。

 

楽天証券より

 

楽天証券の書き方は分かりにくいですが、「運用管理費用(信託報酬)」の0.132%ではなく、下の「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」の0.222%が信託報酬です。

(別で0.132%がかかるということではなく、単に内訳が書いてあるだけです)

 

 

同じ投資信託の銘柄をSBI証券で見てみますと

SBI証券より

 

と、信託報酬=0.222%と記載されていますね。

 

 

信託報酬の相場は、安いものは0.1%、高くて2%ほどのレンジです。

持っている投資信託の額に応じてこの手数料分が年間でかかってきますし、繰り返しですが、持っている限りずっとかかる手数料です。

「持っている限り」なので、投資信託の運用成績は無関係となります。その投資信託が値上がりしても値下がりしても、どちらにしてもかかります。

 

 

 

信託財産留保額とは?

 

信託財産留保額は、投資信託を解約、つまり売却するときだけにかかる手数料です。

なので、支払うタイミングは同じ投資信託であれば、最大で1回だけ。

 

投資信託が急に解約されすぎても安定性を損なわないようにという目的で設定されているもので、解約時に払うこの信託財産留保額は投資信託そのものに組み込まれます(要するに販売会社などにわたる手数料ではありません)。

 

例えば、楽天証券で、「netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)」という投資信託を見てみます。

 

 

こちらも、画面を下に行くと、手数料の詳細が記載されています。

信託留保額は0.3%です。

 

SBI証券の画面も見てみましょう。同じ銘柄です。

 

SBI証券より
SBI証券より

 

 

最近はこの信託留保額がかからない投資信託も多いですね。高くても1%以下のものを選びたいところです。

 

 

 

手数料まとめ

 

投資信託の3つの手数料を解説しました。

投資信託に必要なコスト

  • 買付手数料(販売手数料)
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

 

買付手数料についてはノーロードなどでかからない投資信託もかなり多いですし、信託財産留保額もゼロな銘柄が多いです。

 

一方で信託報酬については、ゼロのものは基本的になく、かつその投資信託を持っている限り毎年かかってくる手数料です。

投資信託は短期で売ったり買ったりを繰り返すというよりは、どちらかといえば中長期でじっくり増やしていくものですので、長い年数を考えると、この信託報酬の率は意外にインパクト大です。

 

多くの場合「手数料ゼロ」というときは、買付手数料のことを言っていることが大半で、実際ノーロードもそうです。

手数料ゼロなんだ♪」とあまり深く考えずに適当に選んでしまうと、実は「信託報酬が結構高かった」なんてこともあるので、注意です。

常に3つの手数料を意識しつつ銘柄選択をしましょう。

 

とはいえ、手数料ばかりに気を取られていてもダメですし、逆に手数料が高いと良い投資信託ということもありません。

手数料は過度に意識しすぎることなく、自分の運用ポートフォリオやリスクリターンを意識しながら、銘柄選択をしていくことのほうが、より大事です。

 

 

おわり

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ぶるぶる

金融やお金、ポイントやお得な情報を発信しています。 金融庁勤務の経験があり、現在は外資系企業に勤務しながら、金融やお金について日々研究しています。 お金に対する若者の不安を取り除き、日本を活性化させることが目標です。 ぶるぶると言う名前は、単に青色(ブルー)が好きだから。

-Money
-,

Copyright© お金のはなしOnline , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.