楽天ペイの支払い方は3通り(アンドロイドだけ4通り)ありまして、その方法を解説します。
また、それぞれで楽天ポイントがどのように貯まるのか、どれがお得なのかについても解説します。
ぶるぶると言います。
お金や金融、節約などに関連する情報を発信しています。楽天ポイントを良く貯めていて、楽天サービスのヘビーユーザーです。
楽天ペイは日常的にコンビニや薬局などで利用しています。利用できる店舗もどんどん増えてきていますね。
本記事では
- 楽天ペイでどう買い物するのか
- 楽天ペイの決済でお得な方法はどれ?
について解説しています。
どうぞご覧ください。
目次(好きな章に飛べます)
1.楽天ペイとは

楽天ペイはスマホのアプリでして、お店などで支払いが出来る「決済アプリ」と呼ばれているものです。
コンビニや居酒屋、ドラッグストアなどでの買い物の際に、レジで店員に画面を見せれば支払いが出来ます。
「〇〇ペイ」は色々ありますよね。LINEペイやPayPayなど、最近ニュースでもよく取り上げられます。
楽天ペイも比較的新しいサービスなので、まだまだ「どんな場所でも使える」ということはないのですが、どんどん利用できるシーンは増えていますよ。
使えるお店はこちら

そんな楽天ペイ。「支払いが出来る」と言っても、どのように使えばいいのか、なかなか難しいですよね。
そこで本記事では、楽天ペイを使った支払い方について解説します。
決済の仕方は3通り(アンドロイド版は4通り)。
楽天ペイの支払い方法
- クレジットカード決済
- 楽天ポイントを利用
- 楽天キャッシュを利用
- 楽天edyを利用(アンドロイド版のみ)
それぞれ解説していきます。
方法①クレジットカード払いをする
楽天ペイのアプリにクレジットカードを登録することによって、登録したクレジットカード払いで支払いをすることが出来ます。
登録できるクレジットカードの種類が限定されていまして、全ての楽天カード、Visa、Mastercardが登録可能です。
JCB、American Express、Diners Club、Discoverは未対応ですね。
ココがポイント
楽天ペイで登録できるクレジットカードは全ての楽天カード、Visa、Mastercardのみ
"楽天ペイにクレジットカードを登録して、そのクレジットカードで払う"
ややこしいですが、実態はほぼ、そのクレジットカードを使って物を買っているのと一緒です。
ただ、そのクレジットカード自体を持ち歩かなくても、スマホさえ持っていれば楽天ペイの画面を開いて支払いが出来るが便利ですよね。
-ポイントのメリット-
そしてもう一つメリットがありまして、楽天ポイントがたまること。いわゆるポイントの「二重取り」が出来ます。
楽天ペイは、この後説明する方法も含めて、とにかく支払いに使えば、200円につき1ポイントの楽天ポイントがもらえます。
0.5%の還元率ですね。
そして多くのクレジットカードは、利用額に応じて数%のポイントがつくと思いますが、それが楽天カードであれば、利用額の1%の楽天ポイントがつきます。
楽天ペイとクレジットカードのポイントがダブルでつくんです。
楽天クレジットカードを例にすれば、楽天ポイントの還元率は以下のようになります。
クレジットカード払い
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使ったことによるポイント:1%
合計:支払い額の1.5%が還元
本来、例えばコンビニで楽天クレジットカードを使って支払うと1%だけの楽天ポイントしか貰えないですが、楽天ペイを介することで、ポイント率がアップするんですね。
ちなみに使用感は、クレジットカードを使うよりも決済時間はスピーディーですので、クレジットカード単体で利用することに比べ、メリットしかありません。
方法②楽天ポイントで支払う
貯まっている楽天ポイントを利用して支払うことも可能です。
楽天ポイントには通常ポイントと「期間限定ポイント」がありますが、両方とも利用可能です。
また支払いの一部にだけ楽天ポイントを使うこともできます。1,000円の買い物のうち「300円分をポイントで払う」といった感じです。
この方法で支払ったとしても、「楽天ペイを利用したことに対する楽天ポイント」はもらえます。
200円につき1ポイントの楽天ポイントがもらえます(還元率0.5%)。
しかし、上記のようにクレジットカードの利用に対するポイントはもちろんありません。
ポイント
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
これ以外にポイントはもらえない
合計:支払い額の0.5%が還元
ちなみに、どういう支払い方にするのかは、楽天ペイの画面で簡単に切り替えが出来ます。買い物のたびに切り替えることも可能ですし、手間はほとんどかかりません。
方法③楽天キャッシュで支払う
楽天キャッシュは、比較的新しいサービスです。一種の前払い式(プリペイド式)の電子マネーなのですが、使い方はシンプルです。
楽天キャッシュという電子マネーを、楽天ペイにチャージするんです。
JRの電子マネーであるSUICAに、お金をチャージするのと一緒です。(SUICAと違い、チャージした金額を楽天キャッシュと名前を付けて呼んでいるだけです)
チャージ方法ですが、例えば、JRの電子マネーであるSUICAは、券売機などで現金を使ってチャージが可能です。
一方楽天キャッシュの楽天ペイへのチャージ(つまり楽天キャッシュの購入)は現金では出来ないです。
楽天キャッシュはクレジットカードでのみチャージが可能です。
しかも使えるクレジットカードは楽天カードだけなので、要注意です。
要するに、楽天キャッシュという電子コインをクレジットカードを利用して購入すると考えてください。購入した楽天キャッシュは、楽天ペイのアプリ内で残高を確認でき、いつでもコンビニなどでの支払いに充てることが出来ます。
ココがポイント
楽天キャッシュを楽天ペイにチャージするためには、楽天クレジットカードのみ利用可能
楽天ポイントがどのくらいつくのかと言えば、楽天クレジットカードでしかチャージできないので、必然的に以下のようになります。
楽天キャッシュ払い
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使って事前チャージしたことによるポイント:1%
合計:支払い額の1.5%が還元
方法④楽天edyで支払う

iphoneでは使えずアンドロイドだけなのですが、楽天edyでの支払いも可能です。
とは言っても、「楽天ペイを使って」ではなく、楽天edyが使えるアプリへ移るボタンがあるだけですが。
おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンなら、楽天Edyアプリへのショートカットがホームの右上にあって、簡単に移動できます、という感じです。
つまり楽天ペイはあまり関係なく、ただスマホ上で楽天edyによる支払いを行っているだけということになります。ですので、楽天ペイを使ったことによる0.5%のポイントはもちろんありません。
とは言え、楽天edyでも買い物で利用すれば、200円につき1ポイントたまります。
楽天edyも電子マネーであり、事前チャージが必要です。
こちらは現金でもチャージ可能ですが、楽天クレジットカードからのチャージであれば「クレジットカード利用分」として0.5%の楽天ポイントがもらえるので、楽天クレジットカードと併せるとシナジー効果が高いですね。
楽天edy払い
楽天edyを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使って事前チャージしたことによるポイント:0.5%
合計:支払い額の1%が還元
ちなみに、楽天edyへのチャージ方法はこちら(楽天公式)から
2.どの支払い方法がお得なのか
楽天ペイの支払い方法を3つご紹介しました。おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンをお持ちであれば4種類ですね。
楽天ペイの支払い方法
- クレジットカード決済
- 楽天ポイントを利用
- 楽天キャッシュを利用
- 楽天edyを利用(アンドロイド版のみ)
どの方法を使っても、決済のスピードや使用感は変わらないので、単純に「楽天ポイントがどのくらい貯まるのか」で比較するといいでしょう。
クレジットカード払い
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使ったことによるポイント:1%
合計:支払い額の1.5%が還元
注意点は、クレジットカードは楽天カードにしておくことです。
楽天ポイント払い
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
合計:支払い額の0.5%が還元
楽天キャッシュ払い
楽天ペイを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使って事前チャージしたことによるポイント:1%
合計:支払い額の1.5%が還元
楽天edy払い
楽天edyを使ったことによるポイント:0.5%
楽天クレジットカードを使って事前チャージしたことによるポイント:0.5%
合計:支払い額の1%が還元
よって、今のところ一番お得なのは
①クレジットカード払い
③楽天キャッシュ払い
が、還元率1.5%を出せますからお得そうですね。
3.まずは楽天クレジットカード
楽天ペイを使った決済方法を説明しました。
「〇〇ペイ」は世の中にたくさん出てきましたが、楽天ペイを使う理由は、何より「楽天ポイントを貯めてお得に生きるため」でしょう。
ポイントや金券、割引券などは、貯まり具合と使いやすさが一番重要です。
その点、楽天ポイントは優秀です。
楽天サービスが多いので、日常のあらゆる購買シーンや消費活動で楽天ポイントを発生させられる上、貯まったポイントの使いやすさも群を抜いています。
特に、楽天の中核サービスである楽天市場は売っていないものがないほど商品が充実している上、オンラインですので時間や住んでいる場所に制約されることがないですから。
とはいえ、ご紹介したように、楽天サービスを使いこなすには楽天のクレジットカードが必須である点は間違いありません。楽天サービス内では「楽天カードであれば」とあらゆるところで特別扱いされています。
まだ持っていない方は必ず作っておきましょう。
終わり