数ある格安スマホの中で、利用者数が一番多いとされる楽天モバイル。メインのプランが2つ用意されています。
- スーパーホーダイ
- 組み合わせプラン
それぞれどういうプランなのか、どちらがお得なのかについて解説します。
ぶるぶるです。お金や金融、節約関連の記事を発信しています。
楽天モバイルに変えて、月5,000円ほど節約できました。楽天ヘビーユーザーですので、ポイントの貯まり具合もぐっと上がり、一石二鳥です。

どうぞご覧ください。
目次(好きな章に飛べます)
1.2つのプランの概要
楽天モバイルには2つのプランが用意されていまして、加入の際はどちらかを選ぶことになります。
楽天モバイルのプラン
- スーパーホーダイ
- 組み合わせプラン
楽天モバイルHPによれば、8割の方がスーパーホーダイを選ぶとのことです。
しかし、組み合わせプランにもメリットがあるので、両方のプランを比較しました。

それぞれ解説します。
通信制限時
通信制限ギガ(通信容量)を使い切った場合、スーパーホーダイは1Mbps(正確には1,024Mbps)という速度に制限されます。
この1Mbpsは、それなりに早いです。
ネットサーフィンや動画、オンラインゲームも快適にできると楽天モバイルは言っています。
通信制限がかかっているのに、普通に使えるので、これが、「楽天モバイルのスーパーホーダイは実質使い放題」と言われる理由です。
一方の組み合わせプランでは200Kbpsへの制限です。200Kbpsはかなり遅いので、ストレスなくネットを見るにはちょっと難しい速度です。
これだけでも、スーパーホーダイというプランを選ぶ理由として十分なんじゃないかと思います。
通話
通話スーパーホーダイは、「10分かけ放題」は無料でつきます。
組み合わせプランは850円/月の追加料金でつけることが出来ます。
なお、10分を超えると、通話料金は30秒あたり10円かかります。楽天でんわのアプリがあり、これを使って電話をかける必要があります。
契約年数や割引、違約金
スーパーホーダイは、1年縛り、2年縛り、3年縛りを選択します。
2年縛り、3年縛りを選択した場合は、月間利用料金に割引があります。契約時に決めた期間以内に解約してしまうと違約金9,800円がかかります。
組み合わせプランの場合は、通話SIMとデータSIMのどちらかを選択する必要があります。
データSIMは、メインのスマホとは別でサブでタブレットなどのために、通信だけ必要なケースです。
スマホ自体を乗り換えし、電話を少しでも使う可能性があるなら、通話SIMを選択します。
通話SIMの場合は1年縛りです。
1年以内の解約は、違約金がかかってしまいます(9,800円)。
楽天会員への割引
楽天会員であれば、スーパーホーダイのみ割引があります。楽天会員になるだけであれば、登録無料ですので、絶対に登録しておくべきです。
また、楽天ユーザーであればご存知かもしれませんが、楽天の色んなサービスを使う頻度や額に応じて、会員のランクがあります。

ダイヤモンド会員は最上ランクなのですが、このダイヤモンド会員であれば月々さらに500円の割引があります。ただしスーパーホーダイのみで、かつ最初の1年間だけですが。
なお、会員ランクは毎月見直しがありますので、もしダイヤモンド会員から落ちてしまったら、その月は500円の割引を受けられない仕組みです。
個人的な所感としては、一度ダイヤモンド会員になれば、あまりランクが落ちることはないように思います。
2.それぞれのプランと料金

スーパーホーダイプランの料金
まず、スーパーホーダイの料金をご説明します。
楽天会員にならない場合は、「2年間ずっと500円割引」が受けられません。無料会員登録さえすればいいので、楽天会員でない場合は省略します。
楽天会員である前提で、スーパーホーダイの料金設定をご覧ください。

ポイントとしては、1年縛りとか2年縛りなどの契約期間に応じて料金が違うことです。加えて、1年目⇒2年目⇒3年目以降と年数が経過するごとに、ちょっとずつ料金が高くなっていく仕組みです。
なお、10分無料通話は全部ついています。
プランLの14GBあたりを契約すると、月額4,480円と、それなりに高額です。
これであれば、大手キャリアの契約の方がお得かもしれません。光回線や家族割などと合わせればドコモなどとそこまで料金は変わらない上、50GBなどの大容量で使い放題ですし。
多くの方が、プランSかプランMの2年か3年契約を選択すると思われます。
組み合わせプランの料金
組み合わせプランの料金はこちらです。

上の表の通り、プラス850円で「10分通話かけ放題」をつけることができます。
組み合わせプランを選ぶ場合、ほとんどの方が「10分通話かけ放題オプション」を付けると思います。
この場合、30GBでは7,000円もかかってしまいますので、格安スマホとしてあまりメリットがないかもしれません。これならむしろソフトバンクのウルトラギガモンスターの50GBで7,480円に、いくつか割引を適用すればいいです。
20GBの5,600円もあまりメリットはないでしょう。例えば家族割などを使えば、50GB使えるソフトバンクのほうがお得になってしまいます。
3.料金比較
スーパーホーダイと組み合わせプランの料金比較をしました。
スーパーホーダイは楽天会員である前提で、かつ2年、3年契約を取り上げています。
一方の組み合わせプランは、通話SIMで、かつスーパーホーダイとの比較のために、「通話10分かけ放題」のプラス850円のオプションを加えた料金にしています。

個人的には、14GB以上だと、料金も決して安くなく、格安スマホのメリットを享受できないので、10GB以下の契約がいいと感じます。
スーパーホーダイは3年目以降は高いですが、1~2年間は料金をグッと抑えることができますので、2年以上使うならスーパーホーダイ。
逆に1年ちょっとくらいしか使わないのであれば、スーパーホーダイは違約金もかかりますので、組み合わせプランもありですね。(一応組み合わせプランも通話SIMであれば、1年以内の違約金は9,800円かかりますが)
通話については、「自分から電話することは全くない」、または「めったいにない」という方であれば、組み合わせプランで、通話SIMの通話オプション850円をつけないプランがいいでしょう。
4.少ないギガでも結構いける
ライフスタイルによって、どのくらいギガを使うか人それぞれだと思います。
僕は楽天モバイルに乗り換える前は、ソフトバンクで月に8~10GBくらいを使っていました。しかし、楽天モバイルに乗り換えてからは、月に2GBのプランで対応できています。
楽天ダイヤモンド会員の僕は、980円/月しか支払っていません。
なぜこのくらいに抑えられているかと言いますと、楽天モバイルには消費するギガを抑える仕組みがあります。
楽天モバイルSIMというアプリがありまして、消費したギガや、残り容量を確認できる楽天モバイルユーザー専用のアプリなのですが、実は「高速通信モード」と「低速通信モード」の切り替えが1タップで出来るんです。
「低速通信モード」は300Kbpsに抑えられるのですが、ちょっとしたウェブのブラウジングや、LINEなどの返信には問題ないレベルです。
ですので、一日のほとんどの時間を「低速通信モード」にしていて、必要な時だけ「高速通信モード」を使うようにしていれば、意外にギガって消費しないんですね。
仮に使い切っても、そもそもスーパーホーダイであれば300Kbpsは出ますので、普通にネットにつなぐのであれば、問題は全くありません。
通信を抑えることが出来ている理由はもう一つあります。ライフスタイルもやや変わったことです。
個人的には、通信が快適で、どんどん画面が切り替わってくれるからこそ、見る必要のないニュースや情報に時間を使っている気がします。
通信の節約を考え始めてから、「そもそも見る必要のなかったものを見て時間を浪費していた」ことに気が付きました。
くだらない芸能人のニュースやゴシップ記事など大量の無駄な情報を摂取して、頭と目を疲れさせるくらいなら、目をつむって頭の中を整理する時間にしたほうが100倍有意義だと感じています。
「2GBはちょっと少ないよな...」と心配されている方でも、いつでもオンラインで6GBに切り替えが出来きますので、最初は2GBで設定してチャレンジしてみましょう。
5.まとめ
楽天モバイルの2つのメインプラン「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」を比較しました。
ライフスタイルは人それぞれですが、このページをご覧になっている方は、少なからず格安スマホにご興味があることでしょう。是非ご自身のライフスタイルに合わせて、最適なプランを判断してくださいね。
なお、格安スマホを使うことは、貧乏でも、年収が低いことでもありません。ケチでもありません。
節約できる人は、実は賢くて年収が高い人が多いと言います。
年収が高く能力が高い人は自分で調べて、自分で比較して、必要なもの、不要なものを判断出来ます。
逆に、能力がない人ほど、勉強や調べることを敬遠しがちです。自分で調べない人は、結局は他人に搾取され続けます。
しかし、このページやほかのブログ・サイトなどをご覧になっている方は、色々と調べようとお考えだなんだと思いますし、きっとその時点ですごい方なのでしょう。
引き続き、自分で情報を集めて、賢い選択をしていきたいですね。
おわり