ポイントサイトで稼いだポイントは、すぐに現金化してしまうのもいいですが、投資に回して増やしていく方法もあります。
有効期限が迫っていて使い道に迷っているポイントを欲しくもない商品に無理に交換したりするより随分と有効活用ですし、現金に交換するよりも利率面でメリットがあります。
ポイントサイトで貯めたポイントの主な使い道は以下。
- Amazonなどのギフト券
- 様々な商品
- ANAやJALなどのマイル
- 他のポイント
- 他の電子マネー
- 銀行に現金で送付
今回ご紹介するのは、
PeXを利用して、ポイント投資やポイント定期預金で増やす
という方法です。
年利1〜4%で増やせますので、ポイントサイトからすぐに現金で引き出して銀行に預けるよりも効率的。
増やした後は、いつでも銀行口座に送金して現金化できますので、実質利率のいい資産運用と言えます。
それでは解説していきます。
目次(好きな章に飛べます)
1.余ったポイントを投資へ回し、ポイントを増やそう
様々なポイントサイトで稼いだポイントは、有効期限があることもありますし、かと言って特に交換したい先がなく、ポイントを持て余すこともあるでしょう。
ポイントサイトから現金で銀行口座に出金してしまうのもいいのですが、それで普通預金においておくくらいなら、ポイントを投資に回し、少しでも増やす方法もあります。
今回はPeXというサイトを使います。
1.1 PeXとは?

PeXはPoint Exchangeの略のようです。
PeXはポイントサイトとも言えますが、どちらかと言えば「ポイント交換サイト」という位置付けが表現として近いです。
これまではPeXの中でポイントを増やすというよりは、ポイントとポイントの交換ルートの経由地としての存在意義が大きかったように思います。
事実、PeX自体のポイント案件はあまり充実しているとは言えません。
しかしこのPeXには、二つの面白い機能があります。
PeXのポイントを増やす仕組み
- ポイント投資
- ポイント定期預金
それぞれ見ていきます。
1.2 ポイント投資とは?

PeXのポイント投資は一種のソーシャルレンディングです。
概要は以下のようになっています。
運用利回り | 年利1〜4%ほど |
最低投資金額 | 1,000ポイント(=100円分)以上 |
運用期間 | 3〜12ヶ月 |
元本保証 | なし |
運用後 | ポイントで変換 |
対象の投資先を選択して、1,000ポイント(=100円分)以上から投資ができます。投資銘柄は多くはないですが、年利は1〜4%ほど出ます。
運用後はポイントが増えて、PeXのポイントで戻ってきます。
ただし、投資なので元本保証はなく場合によっては元本毀損もあり得ます。
一般的な金融商品に比べあまり投資先の情報が充実しているとは言い難いので、あまり多額の金額を振り向けるのはリスクを伴います(当然投資なので、これに限らずリスクは付き物ですが)。
が、多少のポイントを使ってみる上では面白いと思います。
今のところ運用も成功しているようで、投資商品が出るたびに募集金額がすぐに埋まって締め切ってしまう状況です。
1.3 ポイント定期とは?

PeXのポイント定期は、ポイントで行う定期預金です。
運用利回り | 最近は年利1% |
最低投資金額 | 1,000ポイント(=100円分)以上 |
運用期間 | 6ヶ月 |
元本保証 | あり |
運用後 | ポイントで変換 |
先ほどの「ポイント投資」は元本保証がなく、それが怖い方はこちらがいいでしょう。
ポイント定期は元本保証。定期預金と同じなので、必ず預けた額が増えて戻ってきます。
その割に利率も1%と、普通の銀行と比べると非常に高い水準。
PeXポイントで戻ってくる点は、ポイント投資と同じ。
ポイント定期の募集は月に1回。
毎回募集が始まると、数日でいっぱいになってしまいます。

2.例:モッピー(ポイントサイト)からPEX
PeXにご興味が湧いた方は、ではどのようにPeXでポイントの運用や定期を始めるのかを具体的に解説していきます。
ポイントサイトのモッピーを例に解説します。
参考
モッピーのトップページの右上の「交換」をクリックしたページに交換先のリストがあります
このように、ポイントサイトで貯めたポイントをPeXに移すだけです。
モッピー➡︎PeX
は交換手数料もかからないです。
PeXポイントは、楽天edyや楽天ポイント、Tポイントなど他の電子マネーやポイントにも交換できますし、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行やSBI住信ネット銀行などへ現金で送ることも出来ます。
3.PeXへ直接交換出来るポイントサイト
先ほどは、ポイントサイトのモッピーとPexの連携についてご紹介しました。
他のポイントサイトはどうなのでしょうか。
17個のポイントサイトを調査しました。
ポイントサイト |
交換レート | 最低交換pt |
モッピー | 1pt=10PeX | 500pt |
ハピタス | 300pt=3,000PeX | 300pt |
Gポイント | なし | なし |
お財布.com | なし | なし |
ちょびリッチ | 200pt=1,000PeX | 1,000pt |
すぐたま | なし | なし |
げん玉 | なし | なし |
GetMoney | 5,000pt=5,000PeX | 5,000pt |
ポイントインカム | 5,000pt=5,000PeX | 5,000pt |
ワラウ | 5,000pt=5,000PeX | 5,000pt |
i2iポイント | 1pt=1PeX | 5,000pt |
ECナビ | 3,000pt=3,000PeX | 1,000pt |
ライフメディア | 500pt=500PeX | 500pt |
チャンスイット | 5,000pt=5,000PeX | 5,000pt |
ファンくる | 1,000pt=1,000PeX | 5,000pt |
colleee | 10pt=10PeX | 1,000pt |
ポイントタウン | 20,000pt=10,000PeX | 10,000pt |
※PeXへの交換手数料は無料です。
このように見てみますと、大半のポイントサイトでPeXは交換先になっています
ECナビは、そもそも交換先がPeXしか用意されておらず、「うちで貯めたポイントはPeXに移してから、いろんなものに交換してくださいね」というスタンスですので、PeXの開設は必須です。
4.まとめ
ポイントサイトで稼いだポイントは主に
- Amazonなどのギフト券
- 様々な商品
- ANAやJALなどのマイル
- 他のポイント
- 他の電子マネー
- 銀行に現金で送付
などといった使い道があります。
しかしポイントを投資に回し、さらに増やすという発想もあります。
PeXのポイント投資、ポイント定期は、PeXポイントを高利回りで増やすことが可能です。
もちろん増えたPeXポイントは、他のポイントや電子マネーに交換したり、現金へ換えることも可能です。
資産運用が多様化している中で、安全で少しでも利率がよく、賢い資産形成を実践していきましょう。
<その他参考記事>
終わり