オーストリアのウィーンを観光するなら、ぜひhiveというシェアサイクルサービスを使ってみてください。
快適です。
本記事では、hiveの使い方を丁寧に解説します。
解説ポイント
- hiveのアプリの登録方法
- hiveの乗り方やマナー
- 返却方法
- 料金
- 使用感
ぶるぶると言います。
お金や節約、ポイントに関することを調べるのが好きで、先日は貯めた12万マイルでヨーロッパ旅行に行きました。
参考記事
オーストリア滞在中に訪れたウィーンでは、シェアリングサービスの一つであるhiveという乗り物がとても便利でした。
実際に使ってみた体験をもとに、写真などを添えつつ解説します。
「アプリとか苦手!」という方でも分かるように解説していますので、どうぞご覧ください。
1.hiveとは
オーストリアのウィーンは、hiveという乗り物を使って素早く移動ができます。
hiveとは、これです↓

ウィーンの中心部に行けば、いたるところで上記のようにhiveが置いてあります。
ウィーンを歩いていると必ず目にしますし、蛍光色ですごく目立つ色なので、すぐに気づくでしょう。
使用感は後ほど解説しますが、とにかくこのシンプルな乗り物が便利なんです。
電動なので、移動がすごくラクになります。(スケボーにハンドルが付いただけじゃないですよ!)
料金も安いです。
詳しくは後ほど解説しますが、10分乗って2.5ユーロ(300円ほど/1ユーロ=120円換算)。
2.使い方
使い方は、簡単。
アプリをダウンロードしましょう。
ダウンロード→初回登録
僕も「なんだこれ、面白そう!」と思って、その場で初めてhiveを見て、その場でアプリの登録しましたが、2分くらいあれば登録できまして、すぐに使用開始可能です。

初回登録
Sign Upが、初回登録です。
最初にクレジットカード、メールアドレスなどの登録をします。

初回登録方法
①Englishにしておくと、読みやすいです。日本語は残念ながらありません。
②メールアドレスを登録
③このアプリにログインするためのパスワードを設定
④乗った分の料金を払うクレジットカードのカード番号を入力
⑤クレジットカードの有効期限
⑥プロモーションコードは入力しなくても大丈夫です
⑦チェックを入れましょう
⑧SIGNUPで、初回登録完了です。
周辺の使えるhiveを探す
登録が終わると、いよいよ使用開始です。
周辺にある、空いているhiveを探せます(実際は、初めて使う際には、目の前にhiveがある状態だと思うので、探す必要はないかもしれませんが)。

このように、周辺にあるhiveがマップ上で確認できます。
電池残量がわかりますので、電池残量が少ないhiveは避ける方がいいと思います。
QRコードを読み取る
使えそうなhiveが見つかったら、そのhiveのQRコードを読み込みます。
上記写真の下にある「Scan QR Code」を押します。
QRコードは、ハンドル部分に付いていますので、これをスマホ上から読み取りましょう。

スマホ上で、以下のように読み取ります。

うまくスマホ上で、hiveのコードに合わせてください。
ロックを解除して使用開始
QRコードが読み取れたら、以下のような画面に移ります。

ここで、hiveの電池残量(BATTERY)を確認しましょう。
上記写真であれば、電池残量は40%です(周辺にあったhiveは、だいたい30〜50%くらいでした)。
料金は、シンプルですし、高くはありません。
hiveの料金
- 1分ごと0.15ユーロ
- 最初のロック解除に1ユーロ
10分乗れば、2.5ユーロです。
料金は、どのhiveも同じだと思いますので、電池残量がOKなら、画面下の
RENT
を推します。

鍵マークを右にスライドします。
すると、そのhiveのロックが外れますので、使用スタートです。
3.返却方法
返却は、借りた場所と同じ場所に返さないといけないわけではないです。
よって、宿泊しているホテル前から、オペラ座あたりまで乗って、そこで乗り捨てするなんて使い方もできます。
かといって、どこでも乗り捨てていいかどうかはよく分かりません。
次に使う人のことも考えて、ある程度まとまってhiveが置いてあるあたりに返却するといいかもしれません。
中心部であればいろんなところに置いてありますので、返却場所に悩むようなことはあまりないでしょう。
返す場所に着いたら、もう一度hiveのアプリを開いてください。
End
とあるので、それをスライドすれば返却完了です。
返却操作は3秒で出来ます。
注意ポイント
借りたままだと、ずっと課金され続けるので、アプリ操作は忘れずに!
4.実際に走行
ではhiveを実際に使ってみましょう。

上記のように乗るだけです。
hiveは電動です。
右がアクセル、左がブレーキです。
注意ポイント 思ったよりスピードが出ますので、最初は周りに人がいないような場所で試してみることをおすすめします。
hiveは、どこでも走っていいわけではないようです。
以下のように、道路に「自転車マーク」が書いてありますので、その道だけで使用するようにしましょう。

使用感は、本当に手軽に乗れますし、結構スイスイ進むので、病みつきになりますよ。
移動が本当に楽チン。
上記のようなhiveが走れる道は、ウィーンのリンクに沿っているような気がします。
hiveに乗って、「まずはリンクを一周」という観光もいいかもしれません。
5.感じたこと

hiveは、西洋人が乗っている姿をよくみましたが、日本人含めアジア系の人で乗っている人をほとんど見ませんでした。
hiveを探すときに検索すると分かるのですが、hiveはウィーンだけではなく、ヨーロッパの他の国でも使えそうです。
なので、ヨーロッパ圏の人は使い慣れているんだと思います。
欧州を旅行すると、建物とか風景とか、古いものを綺麗に残して、文化を大切にしている国だなと感じます。
一方で、こういったシェアリングサービスだったり、キャッシュレスでの支払い、アプリの仕組みなど、ヨーロッパはデジタルは随分進んでいるなあと感じました。
なんというか、古い建物の中に住みつつ、最新のテクノロジーがその生活の中に染み込んでいるというか。
きらびやかで綺麗なビルを建てまくり、でもキャッシュレスやアプリでのサービスが全く進まず、常に現金を持って歩いている日本との差を感じましたね。
それにしても、hiveは道路の整備をしないといけないし、人が多すぎるところは走行が難しいと考えられますので、多分アジアではなかなか広まらないように思います。
多分日本でも、東京は難しいかなと。
ですので、ヨーロッパに来たなら、一度はご体験ください。
終わり