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クレカ延滞は危険?カードローン利用は信用情報へ悪影響?元銀行員が金融機関の目線から解説

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クレジットカードなどの返済日が到来し、資金が足りないことってありますよね。

そんなとき、対応は2通り。

  • 数日間延滞させて次の給料日を待つ
  • カードローンなどで資金を調達する

 

でもカードローンに手を出すのってこわいですよね。

疑問
クレジットカードの引き落としを延滞させて給料日まで粘るか、カードローンを使って延滞を乗り切るべきか。。どちらが正解なんだろう??

という疑問にお答えします。

 

ぶるぶると言います。金融業界で長く働いており、融資分野の業務経験も自信があります。

延滞もカードローンも、どちらも怖いイメージはありますが、では金融機関の目線はどうなのでしょう?

本記事では、金融機関の目から見て、どちらが「マシ」なのかを解説します。

 

 

1.よくある延滞グセ

 

クレジットカードや住宅ローンの支払日に資金が足りず、引き落としが出来ないようなケースってたまにありますよね。誰しも一度は経験したことありませんか。

 

クレジットカードを延滞すると、どうなるか。

 

実は意外にも、表面上、何も起こりません。

 

その日は引き落とせなかっただけで終わり、そのままにしておいても次の日もその次の日も意外に何も起こらないんですね。

その数日の間に給料が入れば、その入金で支払いが自動で引き落とされることが多く、以後、何もなかったかのように、その数日の延滞という事実は過ぎ去っていきます。

 

このケースのように、数日で給料が入り、延滞が解消するケースはまだいいのです。しかし延滞したまま数日間(5日とか)放置していると、クレジットカード会社から催促の電話がかかってくるでしょう。

ですが、これを無視しても、数日以内に入金すれば、電話はかかってこなくなりますし、何事もなかったかのように次の返済日を迎えるでしょう。

 

 

こういったケースから分かるように、数日間くらいの延滞であり、かつその後入金が行われれば、意外にも特にこわいことが起こらないので、だんだん気軽に延滞するようになっていきます

「3日くらいならいいか」という感じで。

 

延滞グセですね。

 

 

2.延滞はこわい

 

ご紹介したように数日間の延滞であれば、電話もかかってきませんし、遅れても入金さえしていればいいんでしょ、と思いがちです。

 

が、延滞は本当はこわいです。

1日の延滞でも、表面上、目に見えるところで何も起こらなくても、そのわずかな延滞がしっかりと信用情報に残ります

 

そもそも、クレジットカードの支払いが一日や二日くらい遅れても、カード会社はそれだけでは電話はしません。

しかし、電話がかかってこないだけで、罪が軽いわけではない点が注意です。

 

一日の延滞であっても、すぐに信用情報に載ります

たった一度の(自分的には)軽微な延滞でも、その記録は2年間、金融機関は確認できてしまうんです。

 

 

延滞があると、その他のクレジットカードや、住宅ローンなどの審査に通りにくくなっていきます。

延滞する人は、自己管理、資金管理があまく、「返すべき日に返さない」という約束を守れない人だと判断されてしまうからです。

 

約束を守れない人。

それはつまり、金融機関から見て「信用ができない人

 

こういうことで、信用情報に傷がどんどん入っていくのです。

 

自分的には気軽な、たった1日の延滞。

しかし、約束を守れない人は、信用を失います

 

 

3.期日を守ることが最優先

 

延滞させるのと、カードローンを借りるのはどちらがマシか、

という問いへの答えは、

「カードローンを借りるほうがマシ」

です。

 

「借りたら、決められた期日に返す」という約束を守ることが、信用情報を守る大前提です。よってカードローンを使っても、他人から借りても、返済期日は守るべきでしょう。

 

もし本当にたった一度忘れてしまっただけであれば、実際にはほとんど住宅ローンの審査にも影響はないです。もし「過去に一度だけ忘れたことがあるんだよな...」というくらいで住宅ローンを心配する必要はないです。

人間ですから、誰しもうっかりミスは一度や二度はありますからね。

 

ですが、1年に2度も3度も延滞を繰り返していると、たとえそれが1日とか3日とか、短い期間であっても、金融機関が見る印象は非常に悪いですね。

 

もし延滞グセがついてしまっている方がいれば、それは直ちに是正すべき。

 

ただの入金忘れもダメですが、もし忘れたわけではなく本当にお金がないなら、カードローンを利用しても返済を間に合わせるべきです。

 

 

4.カードローンの何が怖いのか

 

カードローンはこわいイメージがありますよね。

それを利用すること自体が信用情報に悪影響を及ぼすと考えている方が多いです。

 

 

しかし、それもまたイメージでしょう。

カードローンを持っていること、使ったことがあること自体は、プラスにはなりませんが、必ずしもそこまでマイナスではありません。

利用歴があっても、住宅ローンの審査には通ります

 

持っていても、残高がゼロであれば、住宅ローンの審査が著しく不利になるようなことはありません

 

また、カードローンなんて、意外にも大企業の社員でも使っています。

メガバンクや野村証券などの社員も利用歴が多いと聞きますし、外資系投資銀行の社員でも利用していたりします。

 

何が悪いかと言えば、カードローンの残高がずっと残ったままになっていたりすると印象は悪いです。特に住宅ローン審査時には、カードローンの残高があると厳しい目で見られます

 

また、カードローンの最大の問題は、金利の高さ。

借りたままにしていると金利が高いので、どんどん返済額が膨れ上がっていくのです。

そのため、借りたままにしてしまうと「金利だけ返すのが精一杯、元本は減らない」という悪循環に陥りやすいです。

 

しかし、数日間であれば大した金利でははないですし、しっかり返せば問題はありません。

悪いのは、返す目処がないのにカードローンを使い、借りたままにして金利が膨れ上がり、なかなか完済ができなかったり、延滞をしてしまうことです。

特にカードローンの延滞は最悪なイメージになります。

 

 

しかし、ここに気をつけていれば、カードローンを使うこと自体が悪いということはありません。

要するに、カードローンであれ、クレジットカードであれ、「借りて返す」という約束のサイクルをしっかりと回せていれば問題ないのです。

 

頻繁に延滞し、数日後に入金するくらいなら、「借りて、返す」というサイクルを厳守するほうが、確実に自分の信用情報を守ることに繋がるでしょう。

 

 

終わり

 

 

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ぶるぶる

金融やお金、ポイントやお得な情報を発信しています。 金融庁勤務の経験があり、現在は外資系企業に勤務しながら、金融やお金について日々研究しています。 お金に対する若者の不安を取り除き、日本を活性化させることが目標です。 ぶるぶると言う名前は、単に青色(ブルー)が好きだから。

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