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ブラックカードのインビテーションの条件は?年収ではない理由を元銀行員が解説

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僕はブラックカードを所有しています。

インビテーション(招待)を受ける条件は年収が高いことだと思われがちですが、年収ではありません

 

ぶるぶるです。

お金や金融、節約に関する情報を発信しています。

 

楽天のブラックカードのインビテーションをゲットした、ブラックカード所有者です。

「ブラックカードは金持ちの象徴」というイメージがありますので、作るには相当な年収が必要だと言われています。

 

ただし、「ブラックカードは高年収でないとダメ」は間違いです。

ぶるぶる
金融業界で長く働いている経験も踏まえ、カード会社の審査の基準や条件を解説します。

 

 

1.ブラックカードとは

 

ブラックカードは、クレジットカードの中でも最上位のランクのカードです。

 

ゴールドカードがランクの高いものだと考えている方も多いですが、その上にプラチナカードなるものがあり、一般的にはそのさらに上のランクにブラックカードは位置します。

 

国内のクレジットカードだと、およそ10種類くらい存在するとされていて、一番有名なのは、アメリカン・エクスプレス社のセンチュリオンのブラックカードでしょうか。

 

僕は、楽天のブラックカードを所有しています。

ブラックカードの中ではあまりレベルの高くないカードですが、特典も多く、満足しています。

 

僕は年収がそこまで高いわけではないので、「庶民にはこのくらいでちょうどいいかな」と言った使用感です。

ブラックカードでなくても楽天カードは楽天ポイントが相当貯まります。

楽天ポイントはあまりに貯まりますし、ポイントとして最強なので、生活を変えたい方はおすすめ。

 

 

2.所有者は年収が高い?

 

ブラックカードの所有者のイメージは、おそらく「高年収」だと多くの方が考えていると思います。

 

原因は、一つは「ブラックカードの高い年会費」が挙げられることでしょう。

例えば、一般的なブラックカードでも年会費は5万円ほどはかかってしまいます。先ほどご紹介したアメリカン・エキスプレス社のセンチュリオンカードであれば、なんと35万円!

 

35万円を年会費で払おうと考える人は、本当に富裕層だと思いますが、そうでなくても、年会費5万円でも、それなりの負担ですよね。

 

このように「こんなに高い会費を払えるくらいだから、高年収に違いない!」というイメージが出来上がります。

 

これはこれで正しくて、

高い年会費を払える→それなりに高年収

 

は正です。

 

一方で、本記事の題材でもありますが、

年収が高くない→ブラックカードの招待を受けられない

間違いなんです。

 

 

3.ブラックカードの招待の条件や基準

 

ブラックカードを持ちたいと思っても、基本的には自分で申し込むことはできません

カード会社からの招待(インビテーション)を待たねばなりません。

 

では、カード会社は何を基準にインビテーションを送っているのでしょうか。

結論から申し上げると

ポイント

  • 年収で判断 ❌
  • 利用実績で判断 ⭕️

 

年収が高いか低いか、ではないんです。

あくまで自社のクレジットカード(ブラックカード以外)をどれだけ過去から使ってくれていたか、という利用実績を見ています。

 

 

年収を基準にするのは難しい

多くの方のイメージは「年収が基準」ですが、ではカード会社はどうやってその人の年収を知るのでしょうか。

それは、最初に普通のクレジットカード(ブラックカード以外のゴールドカードだったり、プラチナカードなど)を申し込む時に、「自己申告」をすると思います。

まあ、申込書や、ネット上での申し込みフォームの年収欄に「このくらいかな?」と自分で書き込むのではないでしょうか。

そうして、その年収はあくまで自己申告でして、何のチェックもなしにカード会社に送られます。

源泉徴収票を提出したこともなければ、銀行口座の入出金や給与明細を提出したこともないでしょう。

 

要するに、利用者の自己申告の年収しかカード会社はわからないのです。

もしかしたら、年収が500万円の人が「年収1200万円と書いちゃえ!」と提出したとしても、カード会社はそれが正しいかどうか調べることができません。

 

カード会社などの金融機関が、こんな曖昧な情報を基にして判断するでしょうか。

金融機関に勤務していた僕の経験や感度から申し上げて、こんな不確かな情報で金融機関は審査しません

 

さらに言えば、例えば22歳の時に作ったクレジットカードは、22歳の時の年収で申告しているはずです。

多くの方が、年齢が上がるごとに少しずつ年収は上がっているでしょう。あなたは、年収が上がったら、カード会社に報告しているでしょうか。

普通の人は、わざわざしていないですよね。

 

よって、カード会社は「最初にクレジットカードを作ってもらった時の年収」で、何年経ってもこの年収で判断するしかないのです。

 

こんな曖昧な情報で、金融機関は絶対に審査しません。

もし年収が審査基準に必要であるならば、例えば住宅ローンの時などのように、源泉徴収や確定申告のコピーなどを求めてくるはずです。

 

 

利用実績が大事

 

カード会社は、僕たちの年収を正確に知ることは出来ません。というか、その情報を集めようとしていません。

 

カード会社が持っている最大の有益な情報・データは、年収ではなく、僕たち利用者の利用実績なんです

いつカードを作って、月々いくら利用していたか。

 

そして最も大事なのが、「返済はきちんとされていたか

 

カード会社のビジネスは、ある種ゲームです。

必ず一定確率で延滞やデフォルト(債務返済不能)を引き起こす利用者がいますが、カード会社はこういうデータを蓄積していきます。

カード会社の目標は、このデフォルトを減らして、利用から入る収益を最大化することですから、利用実績や返済実績のいい人の比率を上げるため「いい客」にはどんどん使って欲しいわけです。

 

そこで、「利用実績がいい客」にブラックカードのインビテーションを送り「今後ともよろしくお願いしますね」という仕組みになっているんです。

 

 

4.ブラックカードをゲットするには

 

ブラックカードはインビテーション制で、かつ(年収ではなく)利用実績が大事であることをご紹介しました。

 

よって、まずは狙っているカード会社の普通のクレジットカードを作ることです。

そしてそのカードをコツコツと使い、それをきちんと返済することです。

 

カード会社が一番嫌うのは、延滞です。

延滞すると、電話などで返済の催促をするのですが、これがなかなかコストがかかります。

延滞を繰り返していると、インビテーションが来ることはまずないと考えてください。

 

利用額は決して大金でなくてもいいです。

利用→返済→利用→返済→

というサイクルを繰り返すことが一番大事です。

 

5.楽天ブラックカードについて

 

僕は楽天でブラックカードのインビテーションをゲットしました。

楽天ブラックカードのインビテーションは、他のブラックカードに比べても審査が独特かもしれません。

 

それは、クレジットカードだけの利用実績で判断していなさそうです。

実は楽天のいろんなサービスをどのくらい利用しているか、も関係していると言われています。

 

ですので、単にクレジットカードの利用額や利用年数だけでなく、例えば「よく楽天市場で買い物をする」ということでインビテーションをゲット出来うるので、敷居はやや低いと考えてもいいでしょう。

 

もちろん、楽天クレジットカードを持っておくことは最低限必要ではありますので、ブラックカードを狙うのであれば絶対に申し込んでおきましょう。

 

 

終わり

 

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金融やお金、ポイントやお得な情報を発信しています。 金融庁勤務の経験があり、現在は外資系企業に勤務しながら、金融やお金について日々研究しています。 お金に対する若者の不安を取り除き、日本を活性化させることが目標です。 ぶるぶると言う名前は、単に青色(ブルー)が好きだから。

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